神宮前駅を後にして特急岐阜行きに乗車しました。
私は三河人では無く神奈川生まれ神奈川育ちで神奈川から出たことの無い生粋の神奈川人ですが、私の親が三河出身(西尾市)で、こどもの頃夏休みになると親の帰省に合わせて三河に来ておりました。当時はひかりですら新横浜に止まらない時代で0系のこだまで豊橋まで来てそこから名鉄のパノラマカーで東岡崎まできて、バスで田舎まで来ておりました。その後、小学校高学年になると大垣行きの夜行電車に乗るようになり、岡崎駅や蒲郡駅を利用するように変わりました。一番の思い出は日航機が墜落した日に帰省で大垣夜行を利用したこと。家を出るときに速報で日航機が行方不明になったニュースを見て田舎に着いたら、飛行機が墜落した衝撃的な映像を見たことを思い出せます。
さて乗った特急ですが例のかぶり付き席はすでに乗っている人がいたのですが、金山駅で下車したのでサクッと陣取りまして前面展望を楽しむことにしました。枇杷島分岐点を通過してからの速度アップも楽しかったです。
特急を須ヶ口で下車しました。車庫のある駅というのは気がつきませんでした。事前の調査不足ですね。佐屋から岐阜に行く予定でしたが計画を変更してあとで寄ってみようと思います。
さて須ヶ口で弥富行きの普通電車に乗り換えます。9500系でした。後方は5000系かな?
乗り換えに時間が無かったのでサクッと乗車。6両ではスペックオーバーな位ガラガラでした。
途中3000系の新塗装車とすれ違いました、車内から撮ったので少しぼんやりしています。
津島駅で一宮方面からの尾西線と接続し佐屋駅に到着。何てこと無い小さな駅。どうしてここまでの電車が設定されているのか不明と感じました。
あと2つで末端の弥富駅なんだからそこまで行けばいいのにって思ったりするのですが(この先は30分に1本)、弥富駅が棒線ホームなので難しいのでしょう。昔あった貨物側線を上手く使えば可能だったと思うのですが、乗降客が少ないのでそこまでやる必要性も無かったのでしょう。一方佐屋駅は朝晩は1時間当たり6本の運行があり見た目以上に利用者は多いのでしょう。
ただ駅前にはコンビニも飲食店も見当たらずかなり寂しい感じでした。駅前の踏切の道路は交通量は結構ありました。佐屋駅をいろいろ調べていたら、某アイドルのお墓が近くにある駅と出てきました。あの事件当時かなり話題になりました。
ホームの1番線は車止めで止まっており、折り返し専用のホームになります、よって津島方面に行くにはホームを間違えないようにしないといけません。
ちょうど佐屋止まりの折り返し電車が入ってきました。6800系です。
駅付近に何も無いのでこの電車で折り返すことにしました。須ヶ口行きなので車庫に行くにはこのまま乗っていけば良いのですが・・・
車内は椅子の動かないセミクロスシート。
で、何をとち狂ったかこの電車を津島で降りて、同じ6800系の尾西線一宮行きに乗り換えました。これは元々最初の計画で岐阜に行こうと予定していたためでもありますし、尾西線に乗って風景を楽しみたかったと言うこともあって。
いやいや、一宮駅に来て正解でした。珍しい光景を目に出来ました。一つのホームの前後に分けて発着するホームでした。途中に信号機があって、線路は繋がっていますが、分断されているという感じでしょうか。JRの長野駅2・3番線や箱根湯本駅は車止めで完全に分断されていますので。
画像は動画からの切り出しになります。
時間があったら、こちらも謎駅の一つ玉ノ井にも行ってみたかったのですが、さすがに全路線で400キロ以上ある名鉄を1日で乗り通すのは無理というもので、全線で40キロも無い相鉄とは大違い。
玉ノ井行きも6800系でした。
実は他にも行ってみたい謎駅がいくつかあります。猿投駅と御嵩駅、新可児駅になります。また、謎ではありませんが2019年に帰省したときに行きそびれた碧南駅も。
3500系の急行豊橋行きはこの駅が始発。日中は岐阜方面は普通と特急のみ、名古屋方面は快特、特急、急行、普通といろいろ走っています。
東海道線はここでも貨物列車が見られます。珍しいホッパー車が通過していきました。
写真を確認するとホキ2000でした、牽引している機関車はEF210です。下の写真はリサイズしているのでどちらも確認できないと思います。
さてここでは乗り換えのため、時間があまりなく、すぐにホームを移動し快特の豊橋行きに乗ります。後方に見えるのは普通の岐阜行き、中線は折り返し用の留置線。
快特は須ヶ口には止まらないので次の国府宮で下車し乗り換えます。わずか5分の乗車でした。乗り換えるのは普通須ヶ口行き3150系。本日7本目。
次回は須ヶ口車庫の模様をお送りします。