ローカル線放浪記&模型

主にローカル線とNゲージを紹介。 他、身近にあったこともついでに。

北海道で撮影した懐かしい車両たち その4

前回の続きで道東の廃線跡を訪ね歩いたときの写真を中心にお送りします。

その前に季節は違いますが、釧路湿原駅を出るノロッコ号から。

たぶん車で訪れた時で、駅舎の写真を撮っていたらたまたま来た、そんな写真だったと思います。

で前回の続き、SL冬の湿原号に乗って釧路に出まして、撮った写真。だと思う。

釧路はあまり雪は降らないというイメージでしたが、若干白く積もっています。

ここからキハ283系スーパーおおぞらに乗って帰路につきました。キハ283は初めて乗ったときに凄く快適でJR東のグリーン車並みの普通車がお気に入りでした。おおぞらから引退したのがホント残念です。今でもお気に入りは変わりませんで、模型でも手放さずに所持しています。

ここからは保存車を少し紹介しておきます。まずは廃線ではありませんが、紹介し忘れた女満別駅の車掌車。

今でもあるんでしょうかね?

北海道に最初に訪れてた時はぐるっと一周回って終わりでしたが、その後、JRになって廃線になった道東の各路線が気になって古い時刻表を見たり地図を見たりして、ちょっと訪れて見たいなと思って最初に訪れたのは湧網線でした。悲しいことにワープロ一発変換すら出来なくなった忘れられた路線。

当時全ての廃駅を訪ねようと網走でレンタカーを借りて出発したのですが、完全に自然に返っちゃったところが多くて、もし今もう一度訪れるとさらにそう言う場所が増えているんでしょうね。

まずは卯原内駅跡に置かれた客車。シートが被っていてSLは見ることが出来なかったです。今は逆に整備されているようですね。

次は能取駅跡。ここは駅の場所がホント判らなくて通過してしまい探すのに苦労しました。そんなこともあってこの写真の客車もすでに無いようです。

この後は、常呂駅を訪れたのですが、完全になくなってバスターミナルになっていまして、近くの寿司屋で昼食に海鮮丼を頂きました。ご主人が横浜のそごうに来たことがあるということから話が盛り上がったことを覚えています。

次に保存車両を見かけたのが、佐呂間駅跡。ここはいろいろな車両が置いてありました。特に目立ったのがSL。

車掌車や郵便車、DLも保存展示してありました。

さらに進みまして計呂地駅跡。C58と客車が保存されていました。

佐呂間のD51もそうですが、実際現役時代に湧網線を走っていた?訳では無いですよね?

最後に中湧別駅跡。車掌車が保存してありました。

悲しいことに湧網線の廃止代替えバスもすでに無いようで廃線跡を訪れるにはもはやレンタカーが必須になってしまっているようです。この他旧芭露駅と知来駅の駅舎を撮ったのですが車両が置いていないので割愛します。

次に訪れたのが標津線

と言っても保存車があるのは二駅だけでした。その一つが川北駅。

キハ22が置かれていました。

実はこの近くに川北温泉という秘湯がありまして、そこに行ったついでに寄ったものです。温泉の写真も撮ったはずですが、行方不明になってしまいましたが、訪れた当時、数日前にヒグマが出たと言う張り紙がしてあったことを覚えています。温泉は凄く四方ですよ、ただし囲いが無いので丸見えでしたが。

標津線の中心駅は中標津駅だったと思いますが、ここは完全に整備されてしまい面影も無かったと記憶してます。鉄道の資料館があるらしいのですが当時はそんな情報も得られなかったので、さっと通り過ぎてしまいました。

標津線ではやっぱり西春別駅でしょうね。ここはいろいろ置いてあって、今でも現存しているので楽しめると思います。D51から。

その後ろには車掌車と除雪車が保存されています。車掌車は駅舎になったりあちこちに保存されたり、貨物輸送で使われなくなって余剰車がいっぱい出た影響でしょうね。

ちょっと離れたところにキハ22も保存されていました。

資料館もあっていろいろ当時の資料などが展示されていまして、写真も撮ったのですが、これがまた見当たりませんで無くなってしまったのか?ネガがあると思うんですが、ネガってまんまだとよく判らないのですよね。やっぱりネガをカラー映像で見られるフィルムスキャナー、買うかな・・・

次回はもっとレアな根北線を訪ねたときのものでも紹介しようかと思います。まぁ何も無くなっていましたが。