谷汲線廃線旅2005年
名鉄600V区間の廃線前乗車を終えて、翌日はそれ以前に廃線になった区間をレンタカーで訪れてきました。
本日はそのうち谷汲線の廃線跡を紹介します。なお、訪れたのは2005年ですので15年経った今はさらに状態が変化していることかと思われますので。
さて、谷汲線は黒野駅を出るとぐるっと右に旋回しまして、すぐに黒野北口という駅に到着します。
訪れた当時は廃線からまだ5年程度しか経っていなかったこともあって、ホームだけで無く線路も残されていました。
末端の超ローカル線だったことから解体もなかなか進まなかったのかな?
次の駅は豊木駅跡。ここもホームと線路が残っていました。踏切は埋められて無くなっていました。
三つ目の駅は稲富駅跡。ここも同様ホームと線路がありますが、訪問時、立ち入り禁止の看板に洗濯物が干されていました。
4番目は更地駅跡、ホーム横の名物の桜の木も残っていましたが、桜はまだ咲いておりませんでした、廃線時にすでに使用されていなかった反対側のホームも残っていました。
5番目は朝と臨時電車運転時にすれ違いを行っていた北野畑駅跡。ここまではホームと線路が残っていました。この駅はRMM誌でレイアウトが作られるなど谷汲線の中間駅のシンボル的な駅でした、まるで江戸時代のようなトイレがあることでも有名だったとか?
残念ながらそのトイレを含めた駅舎は解体されて跡形もありませんでしたが。
6番目は赤石駅跡。ほぼ何も無かったです。駅へのアプローチの舗装路と若干盛り上がったホーム跡がそれらしきかなと。自然に返っていました。
7番目は長瀬駅跡。ここはホント自然に返っていました、駅前駐輪場?らしきが駅がここにあったのかな?と思わせている状態で、気がつくのも困難でした。
終点の谷汲駅。駅舎は昆虫資料館をかねて保存されていました。
ホームにはモ750が保存されています。廃線になった頃には1面2線だったのが反対側は線路が着られていて、1線になっていました。
このあと、モ510保存のために1面2線に復活されたようです。
車内見物も出来ました。動いた状態で乗りたかったです。たぶん乗り心地は悪かったでしょう。
ホームを遠景で見てみました。架線はありませんが、今にも動き出しそうな感じがしますね。
このあと、美濃町線の廃線跡も訪ねましたので、そちらは次回紹介します。それでは。