長野電鉄8500系ついに引退か?
長野県の地元紙、信濃毎日新聞上で長野電鉄の普通電車を省エネ型に置き換えるという記事を目にしました。
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2022022501011
2028年までにと記載されています。
予定されていた3000系(元メトロ03系)の搬入は2022年度ですべて終了しました。
現在8500系は6編成所有しています。
2023年度から毎年1編成ずつだとちょうど2028年に入れ替え完了となる計算です。
で、気になるのは8501編成です。このトップナンバー車は実は東急でもトップナンバー車になるんですよね。
長電から引退した際は以前の営団3000系の里帰りのように東急に戻っていくのか?
でも東急は古い車両の保存に消極的だからなぁ、東急本体で完全な形で保存されているのって多分電車とバスの博物館に置いてあるデハ200形位じゃないかと・・・あとは関連する会社(総車の5200系・7000系)とか自治体(世田谷区のデハ80形)、子会社(テクノの8500系)くらいで、そのほかは譲渡先からさらに譲渡されて保存されているものくらいになっていますから、このまま長野で解体という運命になりそうで・・・
もともと私が長野電鉄を訪れ始めたというのは東急の8500系と小田急のロマンスカーHiSEが走っているからというのが取っつき始めだったのです。どちらも私の地元を走る、しかも8500系に至っては私が子供の頃から走っていた車両ですからね。思い入れは結構あります。
もちろん2100系も3500系も3000系も長電に来る前から何度も乗っていた車両ですけど、どうしても乗り入れ先のメトロ(営団)よりも東急の車両のほうに目が行きます。
そんなこんなで過去に撮った8500系の写真をちょっと載せてみました。
さて、入れ替えがいつから始まるのかまだ不明ですが、このタイミングだとどうしても入れ替えで入ってくる車両は東急の9000系(大井町線)?と想像してしまいます。
もしそれが実現されれば、長野でもこのような光景が見られる!と思ったりします。
もう一つありそうなのがメトロ(営団)の8000系。電装が更新されていて、車体は東急の9000系より古いですが、VVVFは東急GTOよりも新しいIGBTになっているので可能性としてはあるかも。そうなると伊勢崎線ぽくなっちゃうから馴染みが薄れるかも。
しかも純粋な9000系は15編成。そうこの15編成というのが実は伊豆急の8000系と同じになるんですよ。
伊豆急は東急の100%子会社でしかも現在老朽化した8000系の更新を始めていて、209系もとい3000系が2編成入ってきますが、その次はまだアナウンスされていません。それが以降は9000系ですよという可能性が高いかなと想像できるわけです。
9000系は純粋な15編成以外に2000系を改造した9021~3編成が存在します。
また長野電鉄が20m車を求めているのか?乗客が減っているから18m車で統一したいのか?それもまだよく判っていませんし、メトロの03系がまだ残っているのかも私は判っていません。ただ何となく感じているのは長電は中間車を先頭車に改造した車両はあまり好きではないみたいですね。
いずれにせよ、噂先行で実際はどんな車両になるのかなまだ先になりそうですが、8500系は思い入れもある車両なのでたくさん撮っておきたいと思います。
9000系は1000系とともに東急最後の切り妻車だと思っています。また古い東急のイメージを残した最後の車両だとも思っています。
そうそう、長電の3500系も3000系が5編成搬入されたことによってここ1~2ヶ月で引退すると思われます。GWくらいには引退のイベントがあるのではないかと思っていますが、その前に撮れる時間があればなぁ・・・
冬場はなかなか撮りに行くのが大変で、どこか行けるタイミングがあれば良いのですが・・・
車は冬タイヤないし、高速バスは本数が少なくて利用しづらくなっているし、新幹線は予算が・・・それにコロナが蔓延していて。
今のコロナの感染者数ではイベントすら行われずひっそりと解体されてしまうのが危惧されます。