賑やかだった須坂駅、あれから10年
長野電鉄を初めて訪れたのはたぶん2007年9月14日だったと思います。
もともと飯田線完乗をするために信州に行って、飯田線→名鉄本線→中央西線の旅を終えて、そういえば長野に行けばロマンスカーに乗れるんだなぁくらいの感覚で訪れたのが最初だったと思います。
これらの写真は10年前に須坂駅を訪れたときのものです。古い車両が保存されていたり、屋代線がまだあったり、引退した車両がまだ走っていた賑やかな時代でした。
駐車場側から見た須坂駅構内。中央に写っている8500系T2編成は現在「朝陽さくらラッピング」として現役ですが、それ以外に写っている3編成はすべていなくなっています。(N4,OS10,L1)
歩道橋の上から撮った1枚。長野に向け出発した3500系はN5、車庫には今回引退したO2が留め置かれています。
車庫の一番奥にはまだ無蓋貨車ト6もいました。
屋代線もバリバリに走っていました。今は無きO5の屋代行き。
2000系も2編成が現役で走っていまして、この頃の須坂駅は1日中ボーッと出来る場所でした。いや、1日中いても飽きない場所です。
今は経営健全化に向け、不要な車両はすべて解体され普通に走っている車両しか見ることが出来なくなり、ちょっと寂しいですね。
ただ最近はイベントの開催が増えて、ただ訪れるファンからイベントを楽しむファンに変わりつつあるようです。
いろいろイベントにも参加したいのですが、訪れるとなると宿泊が必須となるので先立つものがなかなか・・・
最近では車で深夜に出かけて、日中イベントに参加して、深夜に帰宅する、そんな行程をするだけの体力が無くなったもので。
と、懐事情を気にしつつ、古い写真を見て、あぁ懐かしいなぁと思いながら、今度はいつ訪れようか思案しております。