ローカル線放浪記&模型

主にローカル線とNゲージを紹介。 他、身近にあったこともついでに。

長野電鉄小布施駅(風)を作ろう

先日色々パーツを買ってきて、早速小布施駅風のジオラマを作ることにしました。

部屋が寒くてなかなか進まないのですが少しずつやっていきたいと思います。

実はそもそもジオラマ関係は屋根裏部屋でやるつもりだったのですが、諸問題から屋根裏部屋は模型部屋になることはありませんで、完全に倉庫になってしまっています。

設計ミスというか、せっかく10畳くらいの広さの屋根裏にしたのに、まずは夏は灼熱、冬は極寒で到底長時間いられるところでは無いと言うこと。そして梯子で上がらねばならず、大きなコンパネの板を持ち上げるのが困難であったこと、あの灼熱の暑さの部屋に模型を置いておくなんてリスクの高いことが出来ないことなどの理由が挙げられます。今考えるとロフトにしておけば居室のエアコンが使えたのでその方が良かったかなと後悔しております。現状でもちょっとしたリフォームで出来そうかなと思ったのですが、(居室の天井の一部を解体し、階段を設ける)灼熱&極寒と言うことは屋根裏部屋の壁に断熱材が無いと言うことになろうかと思いますので、そこから始めなくてはならなく、膨大な費用がかかってしまいそうです。建築時にちゃんと断熱やってくれと行っておけば良かったです😭

話がそれてしまいましたが、ジオラマに話を戻します。

設計は実寸で出来る花子を使用しています。

花子のベースに線路のベースを貼り、そこに実際の地図を乗せて、さらに道路やホーム、建物などをレイヤーしてきます。ぴっちり合わせているようで、実は結構デフォルメしています。ホームの長さなどは実物と同じ長さにします。

まず先日買ったKATOのローカル駅舎の外観を塗装します。模型的には結構大きな駅なのですが、実物はもっと横長なので、KATOの詰所などを並べてそれっぽくしようと思っています。(一緒に塗装した建物が該当しています)

駅舎を横から見るとこんな感じになります。筆塗りしているのでちょと雑ですが、塗装が荒い方が良いかなと思ったので。

駅舎内の掲示板等も花子で作成しました。実際に撮った写真を縮小しています。

ポスターや時刻表、電光時刻板のほか、手売りの窓口を潰してそこに自動券売機も貼り付けました。

次に駅横のドラッグストアも作っておきます。

本物は凄く和風な建物のお店なのです。

でも模型の既製品でそれっぽいのが全然無く、0からフルスクラッチする技量も無いので、ジオコレのドラッグストアを使うことにしました。

看板部などがオレンジ色で到底小布施の雰囲気から逸脱してしまう製品なので、少しでもポサを出すためにオレンジの部分は茶色に塗り替えました。看板も赤い派手なものでは無く白ベースや茶ベースのものを花子で作成しています。

で組み上げたものが下のもの、4割引近くに売れ残っていましたが、パーツの立て付けがかなり悪く一部カットしたりピンバイスで穴を拡張しないと組み上げられない製品でした。

オマケパーツで屋上の給水タンクが付いてきますが、それを設置すると、そこまでどうやってアクセスするの?みたいなツっ込みどころのある製品です。ペントハウスか、壁面に梯子を付けるなどの加工が必要でしょう。また給水タンク付けるんだったらキュービクルや室外機なんかも必要じゃんってなるんですよね。

さて建物を仮組みしたので、実際のボードに仮の線路を乗せてイメージしてみます。

あっ、そうだ!ホームも無くては線路間隔が調整できない。1・2番線のホームはグリーンマックスのローカルホームを使うので約4センチ超の線路幅が必要です。

ホームそのものをグリーンマックス製品で、スロープの部分は2ミリのバルサを使って作製しています。またローカルホームはホーム高が低いので2ミリのスチレンボードでかさ上げします。

スチレンのボードを茶色で塗装しました。塗っていない部分は後日カットします。

直線の線路はKATOのフレキシブルレールを使用しました。

ホームはまだ塗装をしていません、実はグリーンマックスの塗料を使いたいのですが、現在グレー9番と35番が欠品しているので買ってからの塗装になりそうです。

少し斜めから俯瞰してみます。お気づきだと思いますが、本来の小布施駅は観光案内所を含めた一体型の横長の建物です。それを作るのは困難なので、前述した詰所の他、グリーンマックスの切妻商家やジオコレの土産物店を並べて長さを調整しました。

その横にはトイレと駐輪場、そしてドラッグストアに続きます。

実際の建物を駅ホーム側から見ると下の写真の感じです。

建物全然形違うじゃん!とツッコまれてしまいそうですが。

今回はここまで、次回はこれらの建物を実際に取り付けて行きたいと思います。ポイントはかさ上げです。それでは。