さらば箱根登山鉄道吊りかけ電車103-107号とあじさい

来る7月19日、箱根登山鉄道最後の吊りかけ電車103-107号が引退することとなりました。 昨日乗る･撮る･あじさいを見るの3点セットで箱根へ出かけてきました。 当初の天気予報では午前中は激しい雨になるとのことでしたが、小田原駅に到着した段階では雨はほとんど止んでいて、雨の予報からか観光客もかなり少ない状態だったのがラッキーでした。（と言って良いことか） 箱根地域に入ると食事代が高くなってしまうので小田原で早めの昼食を取ってから、箱根へ向けて小田急1000形赤電で箱根湯本へ。 ここで本格的に登山電車に乗り換えます。乗ったのは2000形で、恒例のあじさいスポット大平台へ向かいました。 運転台のメーターは時速20キロを指しています。たぶんフルノッチ。大平台に到着しまして、上り電車を待っている間に、急いで撮影スポットの4種踏切付近へ散策路はぬかるんでいます。 ↑これが乗ってきた電車。さて、いつ吊りかけ電車がやってくるのかなと待ちつつ、入生田車庫にはいないこと、箱根湯本の留置線には104-106が留め置かれていて、これまでのすれ違いではまだ見かけていないことから、下りでやってくるだろうと思って待っていたのですが、最初にやってきたのは3000形アレグラ号でした。 私個人的にはアレグラ号は外見は洗練されすぎていてあまりかっこよいとは思わないのですが、乗ってみると足下まで景色が見えるのでどちらかというと撮る電車じゃ無くて乗る電車かも知れませんね。（小田急のEXEと同じです） そして次にやってきたのは冒頭写真の103号。ここで撮って下さいという編成なのかモハ２形が後ろ側の３両編成でやってきました。 なので大平台入口踏切で撮影するとモハ２形が先頭になってしまいます。 仕方が無いので後ろ向きで。去って行く103号。 次に大向踏切に移動しました。下りでやってきたのは1000形ベルニナ塗装、TOMIXの模型そのまま、懐かしいです。 このあと上大平台付近、荏原踏切、大平台隧道踏切へ行ってみたのですが、この辺りはあじさいが無くなっていました。 以前はこの辺りにもたくさんのあじさいが咲いていたんですけどね。 なので再び大向踏切へ戻ってきました。 先ほどの103-107-108がやってきましたがこの位置では下り列車は108号が先頭。なのでまたまた後ろから。 上大平台ですれ違いを行い、やってきたのは2000形。 この後、大平台出口踏切に戻ったのですが、ギャラリアが増えてしまい、良い場所がキープできないので諦めてこの地を去ることにしました。 大平台の駅に戻って電車を待つと最初に来たのは3000形。3両編成でお客さんが3人ほどしか乗っていませんでした。 確かこの次に来るのは103-106だったなと思い、これをやり過ごして次の電車を待っていると、来たのはやっぱり吊りかけ電車。 103号に乗り込み、吊りかけサウンドを楽しむことにしました。この時期、非冷房車は蒸し暑いです、この頃からまた雨が振り出したので窓も少ししか開けられません。にもかかわらず、先ほどのアレグラにはほとんど客が乗っていなかったのにこちらは20人程度の乗客が、そのほとんどがこの電車に乗ることを目的とした人っぽくて。 サウンドを楽しみつつ箱根湯本に到着すると4番線に入るとのアナウンスが、と言うことは留置線にいた104-106-109と入れ替えか？と思っていたらやっぱり入れ替えでした。緑の塗装も懐かしいです。 カルダンのモハ１･２が出発し、乗ってきた吊りかけ車が今度は留置線へ。良い時間に退散しました。 この後、湯本循環バスに乗って、日帰り温泉に立ち寄りました。雨が結構降ってきました。良い時間に退散したと思います。 日帰り温泉「箱根の湯」で２時間ほど休憩を取りまして、帰宅することにしました。 湯本の駅に戻りまして、帰りはロマンスカーに乗ることにしまして、それまでの時間、辺りをフラフラし湯本駅を出発した登山電車を留置線に止まっているモハ２形と一緒に撮影。残念ながらこの留置線に入ると反対側はどこからも見えないんですよね。 ロマンスカーは43分発、現在35分、上りの登山電車が来そうなのでギリギリまで待っていたら、先ほど入れ替わったカラフルなモハ１･２形がやってきました。 帰りのロマンスカーは残念ながらEXEでした。１本前ならGSEだったんですけどね。まぁ乗っちゃえばEXEは快適なシートですから。 車内販売であゆころちゃんどら焼きを買って食べました。 地元に到着したら雨もすっかり止んでいて、天気の予報に反して大雨の影響も受けず、降ったタイミングで場所を移動したので現地ではほとんど傘を使わずに済んでラッキーでした。 神奈川では吊りかけ電車は残りは江ノ電だけかな？その江ノ電でも先日あじさいを見に行ったので、次回、紹介できればなと思っています。 それでは。