ローカル線放浪記&模型

主にローカル線とNゲージを紹介。 他、身近にあったこともついでに。

悲報 長野電鉄・旧木島駅舎解体

話が前後してしまうのですが、先行でどうしてもお知らせしたくてこの記事だけ順を入れ替えて掲載します。
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廃止から早くも17年、ボロボロになりながらも生きながらえていた、旧木島駅舎がとうとう解体されました。 野沢温泉に向かう途中、バスを降りて撮影を行いました。 上記の写真の時、すでに木島線は廃止になっています、実は私は現役の木島駅を知りませんで、ちゃんと走っているうちに乗っておけば良かったなぁと後悔しています。 野沢温泉行きのバス停は若干移動しました。以前は駅舎の前からだったと記憶しています。 バスを降りて駅舎のあった方を見てみると、雪捨て場となっていて土台すら確認できない状態になっていました。
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タクシーの車庫があった方から見てみます。 駅舎だけじゃなく、タクシーの車庫、バス営業所、倉庫が全部無くなっていました。それだけじゃなく、駅前の原商店(もう自販機だけの営業になっていましたが)、タクシーの営業所の建物もなくなっていました。
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反対側から。 線路のあった部分は埋められています。境のコンクリートの跡が何とか確認できました。
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原商店のあったところにタクシーの車庫が出来ていました。駅前の建物がなくなり、すっかり廃れてしまいました。メインの道路の方に出ないと民家すらないです。
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バス停。哀愁漂う。私は野沢温泉に向かうに当たって、飯山から野沢温泉行きのバスの10分前に出る中野行きのバスに乗り、ここで降りたわけですが、ここから年配の女性が乗車しました。
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新しいバスの営業所、待合室はこちら。
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野沢温泉に向かうに当たって、飯山からのバスは長電のバス(700円)と野沢温泉交通のライナー(600円)があるのですが、料金も所要時間も不利な長電バス、しかも野沢温泉にスキーや観光で行く客に対して全然力を入れていない長電バス、何でかな?と思ったら、たぶん以下の通りか? ・外国人観光客の荷物の多さ、大きさ。あの荷物を通常の路線バスに乗せられたら沿線住民が乗れなくなるかな ・以外と野沢温泉ライナーの乗客が多い、自分が利用したときも3台口でした、長電のバスではキャパオーバー ・そこそこ地元の利用者がいる。私が乗ったバスにも10人くらい乗っていました。 しかし中途半端というか、地元の人優先のように感じますが、それなのに車内放送にプラスして運ちゃんの英語の放送があったり。いらないんじゃないのかな? さておき廃止から17年、木島線の廃線跡はどんどん無くなり、自然に還っていきます。 全国のローカル線も同様に自然に還っていくわけで、何か寂しいですね。