ローカル線放浪記&模型

主にローカル線とNゲージを紹介。 他、身近にあったこともついでに。

長野電鉄木島駅を作る

2002年に廃止になり、昨年には唯一残っていた木島駅舎も解体され、現地住民の記憶からも消えつつある木島線。 そんな木島線を模型で復活させようと木島駅を作ってみることにしました。 と言っても切り接ぎをしたり大改造をしたりする技量は無いので、既製品でそれとなく雰囲気を出すことにしました。
画像
駅舎入り口の場所も隣のバスの営業所との接続部分も実際とは違いますけど、駅名標のところに「木島駅」と入れるだけでそれっぽく見えるように感じます。
画像
奥のタクシー置き場も既製品をまんま使っています。それっぽく見せるために黄色く塗ったバス停と駅入口のポスト、駅前の横断歩道は外せませんね。
画像
屋根を接着しちゃうと見えなくなる駅舎内、やる意味あるかなぁと思いつつ、野沢グランドホテルの看板を作ってみました。座っている乗客もポスターも完成するとほとんど見えなくなります。
画像
駅横の倉庫です、私が訪れたときには除雪のためのショベルカーが止まっていたので、同様に置いてみました。 また倉庫前に朽ち果てたバス停やドラム缶が置かれていたのでそれもまねています。倉庫は形が違いますが,これも既製品そのままです。塗装だけしています。 さてここからはちょっと妄想も入っています。木島線をモジュールジオラマで作ろうと色々考えていました。 この木島駅も最初は当時のままと思っていたのですが、それだと駅の周りにはあまりに建物も無く寂しすぎるので、木島線が野沢温泉まで延びていたら・・・という架空鉄道にすることにしました。
画像
まず3番線横、かなり昔にここに貨物用側線があったらしいのですが、実際にその写真はネットを探しても出てきませんで、想像で側線を作りました。(まだ作成途中なので線路にバラストはありません) 2番線側、側線は実際は1本ですが、遠心に伴って車両の留置が必要になったという体で側線は3本に増やしています。奥に立っているのは実際にはないビジネスホテルです。
画像
2番線側から見たホームです。これ以上引くと自室が写ってしまうのでここまでで。 で、実は引いて撮ると手前左側には車庫があります。他に鉄道詰所も設置しました。そう、妄想、木島線ならぬ木島鉄道です。 これが妄想の木島鉄道路線図。
画像
旧木島線の途中駅は資料が少なく、しかもかなりの力量が無いと柳沢駅の2階建て駅舎とか各駅の待合室とかを作るのは難しいですが、架空鉄道にして木島より先を作るのであれば自由な発想で出来るので、木島駅ジオラマを作りつつ、完成したらその先の駅を作っていこうと思っています。