旧・木島駅2018冬・近況
長野電鉄、旧木島線の終着駅、旧木島駅を訪ねてきました。
外見は数年前に訪ねた状態からほとんど変わっていないように感じました。
廃墟では無くて、今でも長電バスの木島バス停の事務所兼待合室に使用されていますので、劣化は進んでいないようです。
駅横の倉庫も健在です、未使用のバス停が置かれ、その横には除雪車が止まっていました。
駅の中からホームに行くことは出来ないのでぐるっと回ってみました。雪が捨てられていて、しかも前日の雨でぬかるんでいました。
ホーム側も以前とほとんど変わらない感じでした。線路があったところは今や太陽光発電所になっていますけどね。
駅横のタクシー車庫に隠れたところにある便所も健在でした、たぶん現役で使われていると思います。
駅前にあったカラオケ屋は無くなって更地になっていますが、自販機営業しかしていない原商店や観光ハイヤーの建物は健在でした。
木島駅、ホント時間が止まっているように感じる寂しい場所でした。それでも鉄道が廃止になったにもかかわらず、廃墟となっていないのはかろうじて長電バスが建物を引き継いで利用しているからでしょう。
この周辺では飯山駅が新幹線停車駅となって活気が出てきている現在、この営業所がこの場所にあるのはいつまでなのかと思わざるを得ない状態です。都会と違って飯山駅側に移動しても、土地の維持費とかはさほど変わらないでしょうしね。
この後、近くにある木島平村の馬曲温泉に立ち寄って露天風呂を堪能してきました。
露天風呂には外国人さんが3名いたので、写真はありません。食堂ではスキー帰りと思われる若人グループがソフトクリームを食べていました。
露天風呂からは木島平スキー場がよく見え景色が最高です。寒いですけどね。
それでは。