ローカル線放浪記&模型

主にローカル線とNゲージを紹介。 他、身近にあったこともついでに。

横浜市電保存館を訪問しました

昨日、霧雨の降る中、市電保存館に遊びに行ってきました。 20220615-000.jpg 仕事帰りと言うこともあって横浜駅の東口から市電保存館を目指します。個人的には110系統(杉田行き)に乗れば良いことは知っていたのですが、102系統でも行けることが判ったので初めて102系統の滝頭行きに乗車しました。 20220615-001.jpg 102系統は藤棚まわりの滝頭行きなので車庫の入口のところが降り場です。110系統だと道路の反対側なので横断歩道を渡らないと行けないので102系統に乗ったのは正解でした。 20220615-002.jpg ちなみにJRで市電保存館に行かれる方は横浜からでは無く桜木町駅から市電保存館行きに乗った方が便利です。 市電保存館は市バスの滝頭車庫の裏っかわにあるので、ぐるっと回っていかねばなりません、車庫の中を突っ切っていくと早いんですけど・・・ 20220615-003.jpg 館内に入ると受付の手前、自動ドアのすぐ横に市電のオブジェが置かれています。マスコンも付いています。 20220615-004.jpg 受付で入館料300円を支払います、たぶん現金しか使えないと思います。 受付を過ぎてすぐのところに市電の模型とジオラマが展示されています。 20220615-005.jpg 市電がぐるぐると走っているジオラマでした。 20220615-006.jpg さて、早速実車を見物します。ここから先の実車の紹介は動画でも紹介してます。 https://youtu.be/Q80Lc7Tr0YM まず一番手前にいるのは500型です。市電が全廃になったのは昭和47年3月31日です。500型はそれを待たずに昭和44年に廃車になったと記載がありました。 20220615-007.jpg 運転台はこのような感じです。一般的によくあるタイプだと思います。そういえば鉄コレでこの運転台のコントローラーを買ったんでした。 20220615-008.jpg 前後にしか扉がないので、超長いロングシート20220615-009.jpg 続いてはその隣に展示されている1000型。個人的にはこの型が一番好きですね。大型のタイプで中央にも扉があるタイプです。 昔、杉田行きのバスを使って通勤していた私としてはどれでも良いので「杉田」行きの表示をして欲しかったなぁ。 この1000型も全廃前の昭和45年に廃車になっています。 20220615-010.jpg 車内も中央に出入り口があると良いですね。江ノ電の600形みたい。 20220615-011.jpg 車内に貼られた運行系統図。末期はたったの3路線か・・・しかもかなり短い。 20220615-012.jpg 車体横の広告も時代を感じさせます。実物を見たわけでも無いのにどこか懐かしい。 20220615-013.jpg 先頭の行き先は山元町ですが、横の看板は杉田、まさに現在の110系統。 20220615-014.jpg そういえば私が110系統を利用していたときは市営バスと京急が交互にやってくる路線だったのですが、いつの間にか京急単独路線に変わっていました。110系統って市電の代替路線だったのに・・・、ちなみに当時市バスは杉田行き、京急は杉田平和町行きで京急の方がちょっと先まで行く路線でした。 1000型の後ろにはまたまたオブジェが置かれています、入口のは下半分ですが、こちらは全体です。かなりスリムですが、応用にマスコンがありまして、子供がいじって遊んでいました。 20220615-015.jpg 1000型の隣は1100型です。鉄コレで販売されている形式です。(売られているのはここに置かれている1104号ではありません) 受付横の売店でまだ鉄コレ売られていますので、ここに来れば購入可能ですが定価です(2750円) 1100型は全廃まで活躍した市電のパイオニア的な車両のようです。だから模型化されたのかな? 20220615-016.jpg 運転台と料金箱。私は路面電車といえば札幌・函館・豊橋・岐阜・熊本・長崎に乗ったことがあります(あとついでに都電と世田谷線)が1100型のこの写真を見ると少し前までの路電と遜色ない感じがします。 20220615-017.jpg 車内はさらに長いロングシート。今の時代と違って仕切りも全然ありませんね。 20220615-018.jpg 次は1300型です。カラーリングが特徴的。展示されている車両は滝頭行きになっていますが、実際には3系統(山元町行き)廃止時に廃車になったようです。 20220615-020.jpg やっぱり3扉車は良いな。緑のシートに木の床がホント路面電車っぽくて良いです、そう感じるのは江ノ電の300形が同じだからかもしれません。 20220615-021.jpg またまた車体横の広告。キリンレモンも時代を感じる。 20220615-022.jpg いつものごとく、掲載した写真が多くなってしまったので残りの車両は次回に紹介します。