減便前に銚子電鉄に乗りに行く その2
前回仲ノ町駅の模様をお知らせしたところで終了しましたので、その続きです。
1日乗車券を購入しましたので最低1往復半乗らないともったいないなぁと思いまして、まず外川駅に向かいました。
乗った車両はこちら。
とてもノスタルジックな外川駅界隈。町の中にありながらもあまり人の往来が無く、ひっそりとしています。
それがこの駅舎に何となくマッチしてしまっています。丸いポストも似合います。
駅舎内には古いバイクが置かれています。
窓口も昭和しています。自動券売機もなければ、パスモも使えません。
もちろん自動改札もありません。この駅で1時間くらいボーッとしていたいくらいです。
機回線上には801号が静態保存?それとも放置?早くも朽ちかけています。
反対側からも、樹木で少し隠れてしまっています。
そうそう、今回は黒生駅に寄らなかったのですが、旧貨物線上には未だユ101が放置されていました。廃車になっています。700系列が譲渡されいなくなって、今ではこの朽ちたユ101だけがポツンといるだけです。
と、ここで次の電車がやってきました。これに乗って次の駅に向かいます。
続きまして向かったのは本銚子駅です。掘り割りの中にポツンとある駅。改札窓口は閉鎖され待合室だけ利用可能です。すごく模型的なこぢんまりした駅です。
撮影ポイントの歩道橋からも1枚。桜が咲くときれいなんですよね。バラストはほとんど無くなり、雑草に覆われた線路。
次に犬吠駅に向かいました。撮影と言うよりは濡れせんべい1枚をもらいに行ったというところ。
ついでに土産を買っています。少しでも銚電の足しになれば。で、駅舎をパチリ・・・無くなっています。デハ501と元相鉄2000系。(情報古すぎ)
異様に長い犬吠駅ホーム、国鉄が乗り入れていた頃の名残でしょうね。
だいぶ寒くなってきたこともあり、土曜日ですがお客さんはかなり少なかったように思います。前回来たときは数十人の人がいましたが、今回は3人ほど。
こうして目的の駅の訪問を終え、銚子駅に戻りました。
出来た当初はかわいらしかった駅舎も風車の羽が無くなり、建物も劣化してきまして、電車がいなくなると廃墟のように見えてしまいます。
駅舎反対側から、こちらから見た方がまだきれいでましですよ。
結局乗れなかった1000系。次回いつ来れるかどうか判りませんが、銚子駅で乗ってきた2000系を撮影。
駅の反対側まで行って、反対側を撮影。こうやって前後で顔の違う列車も珍しいですよね。うちの近所では小田急のEXEとMSEが思いつきますが。
そして銚子電鉄を後にしました。この後、ウオッセに立ち寄り場内の食堂で刺身定食を頂きました。結構混んでおりましてゆっくりと撮影しながら出来なかったので写真はありませんが、1050円はかなり安いと思います。
おなかを満たしまして、時間もありますので、フリーパスについていた割引券でも使おうかと地球の丸く見える丘の展望台に立ち寄りました。銚電写真展をやっているとのことなので、それだけでも見るかと。
入場料は350円→315円となりました。
1階はお土産売り場、2階へ上がると看板が出ていました。
現在のデキ3はポール集電に復元されています。このビューゲルはデキ3から取り外された物でしょうか?
写真がいろいろ展示されていましたが、その奥にはヘッドマークが展示されています。
銚電と言えば鉄子の旅というイメージもありますね。まぁ私の場合は鉄子の旅というコミックの存在は漫画好きの友達から教えてもらった物ですが。
中央にはA3サイズくらいの小さなジオラマが数点飾られていました。
まずは本銚子駅ジオラマ、確か雑誌で見たことがあるような。
次に銚子駅。雰囲気は出ていますが、ちょっと寂しいですね。
こちらは西海鹿島駅。この駅を作られるなんて、マニアックですなぁ。
で、最後に100円ショップで売られているコレクションケースに作られた,キャベツ畑を走る銚電。
この後3階へ上がり、そこから屋上の展望台に向かいました。しかしながら時折吹く突風に恐れをなし、数秒で撃沈。景色を堪能すること無く3階へ降りてきました。高いところ、全然だめなわけでは無いですが、風が吹くとだめです。まぁ、曇っていてあまり遠くまで見えなかったので、良しとしました。
地球の丸く見える丘を後にして、まだ時間があったので、犬吠埼灯台へ寄り道してきました。
前述の通り風も強いこと、登るのにまた費用が必要なことから下から灯台を撮影しこの場を後にしました。
最後に最近出来たばかりのリゾート&スパ「太陽の里」で一っ風呂浴びて帰宅です。
日帰り利用は1580円と少し高めですが、都心の健康ランドと比べると遥にお得です。
ちなみに翌日まで利用するとプラス1050円だそうですよ。まぁ1泊して2630円なので良いかもしれません。
私は15時頃から19時くらいまで滞在しました。温泉に入った後に仮眠室で休憩し、コミックコーナーで漫画を少し読んで、夕食を取った後に再度温泉へ。これで現地を後にしました。
帰りは信号の多い国道を避けて県道30号をひたすら南下し東金を目指したのですが、道路の看板がほとんど皆無でナビの無いマイカーでは途中道に迷ってしまいました。何とか東金インターを見つけ脱出できました。
温泉で疲れを取ったはずが家にたどり着いた頃にはまた疲れてしまいました。
それでは。