ローカル線放浪記&模型

主にローカル線とNゲージを紹介。 他、身近にあったこともついでに。

SLの走らない日は閑散とした秩父鉄道

昨日、ド平日でありながら秩父鉄道を訪問しました。 我が家から車で訪問するには、良い道が無く国道16号線を北上するしかなさそうです。 ということで16号線を入間まで北上し、ここから国道299号線に入り秩父を目指しました。 所々交通量が多く家を出てから3時間半かかってしまいました。長野に行くのとほとんど変わらないくらい時間がかかってしまいました。 秩父駅のすぐ横にある秩父鉄道駐車場に車を止めて、ここから電車に乗り換えます。 ちなみに駐車場は最初の1時間は200円、以降1時間100円で1日最大1,000円でした。参考までに。 三峰口の展示車を見に行くとこにしました。秩父からは460円です。 ホームに入るとををを、元国鉄101系こと、1000系が止まっています。
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いかん、羽生行き、逆方向でした。残念。 そうそう秩父駅に入る前に道の駅秩父で昼食を取っていました。 立ち食いコーナーがあったので天ぷらそばを頂きました。
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お値段は550円、そば粉を殻毎ひいたそばですが、いつも白い信州そばを食べる機会が多い私にとっては、ちょっとぼそぼそした感じがしました。また失敗したなぁと思ったのが、ここ秩父駅に来たら駅にも立ち食いそば屋があって天ぷらそばが400円だったことです。 さて1000系が去って、下り影森行きがやってきました。
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5分ほどで影森に到着、ここで2両編成のこの中間車改造車に乗り換えます。なんか影森駅が長電の信州中野を彷彿させます。3両→2両に乗り換え&ここから先が閑散路線であることなどが。
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それにしても改造車だけにあまり好きなデザインではありません。 そういえば長電も3500系くじら車両が老朽化してきていますが、後釜がどうなるのか気になりますね。東急の8500系譲渡が再開されたら中間車を改造し2両化と抑速追加をするのでしょうか? 道がそれてしまいました。 三峰口に到着、時間も昼を過ぎていますのでハイカーもいません、かなり閑散として寂しい状態です。 もちろん鉄道車両公園に行く人も私以外にいませんでした。 駅舎は私好みの木造の古い駅舎です。
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鉄道公園は駅舎の反対側で徒歩5~6分くらいかかります。 手前側には貨物車両が展示されています。(逆光のためゴーストとフレアが発生しています) すべての車両の中を見物することが出来ます。
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貨車の隣には見たことも無い、特殊な形をした緩急車が展示されていました。
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そしてこの転車台の向こうには電車と機関車が展示されています。
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手前よりクハニ29。この車両だけ施錠され中を見ることが出来ませんでした。かなり朽ち果てていることと、どうも盗難や破壊などのいたずらをされたことが原因のようです。一鉄道ファンとしてこういった行為は絶対に許される物では無いと思っています。そういえば以前、横川のぶんか村に行ったときも10系寝台車がいたずらによって内部公開停止になったことがありました。そういう連中には来て欲しくないです。
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電車の後ろには凸型機関車デキ1が展示されています。
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さらにその奥にはED38形機関車。なかなか良い形です。
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一番奥には良くある形の緩急車、ワフ51が展示されていました。
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公園横の木が紅葉していたので、廃屋とともに1枚。
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このあと、三峰口駅から奥へ続く廃線跡をちょっと見て(ここに載せるほどの物でもありませんでした) 秩父へ引き返すことにしました。ここですでに14時過ぎ、もうちょっと早く家を出れば良かったです。 もうあまり時間がありません、それにどうも秩父鉄道は車で撮りに行くには不便です。次回ちゃんとフリー切符でも買って途中下車しながらSLや貨物を撮りたいと思います。 仕方が無いのでちょっと観光をすることにしました。 まず、近くにダムの資料館があるらしいのでそこへ向かいました。 場所は浦山ダムです。
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重力式ダムでは奥只見ダムに続いての第2位の高さと資料館に書いてありました。確かに上からのぞいたら高くて足がすくんでしまいました。高いところが苦手な私。 そして湖側も1枚。
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このあと、エレベータにも無料で乗れるとのことなので、ダム下部へ降りて下からダムを堪能し、資料館うららぴあを一通り見物しました。何だかんだ言って1時間ほど滞在してしまいました。 次にこのダムのすぐ近くに見物できる洞窟があるようなので、そこへ行ってみました。 分岐点に駐車場があるのですが、事前の調査でこの駐車場は有料で林道を入ると無料の駐車場があると書かれていたので狭い林道へ入りました。200メートルほど進むと茶屋と駐車場がありました。 橋立鍾乳洞と書かれています。入場料は200円也。
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ここで200円を支払い、ヘルメットを借りて洞窟へ向かいます。矢印通り砂利道を下っていくと、洞窟の入口がありました。
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入口からすでに結構狭いです。ただ、洞窟は所々、外部と開放されており、真っ暗という箇所はかなり少ないです。電灯が無いところも結構ありました。
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内部は狭いところが多く屈まないと通れないところがあり、また階段やはしごなどを登るところが多く、アドベンチャー気分を味わえました。200円の割には結構面白かったです。 冬の日暮れは早い物です。すでに薄暗くなってきました。このあと、今日三つ目の道の駅、皆野へ向かいました。もう駅舎撮りなど出来る明るさでは無くなり、ほとんど夜と言っても良いくらいになってしまいました。 何か果物か野菜でも買おうかと思ったのですが、思っているほど安く感じなかったので、土産物を1品買って後にしました。(りんごは長野の方が安かったですね) 最後にどこか温泉によって帰ろうと思い、事前に何枚か道の駅でもらったチラシを見ながら、帰り道上にある武甲温泉に寄って帰ることにしました。
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入口はなんか秘湯の宿みたいな入口でした。 入場料は700円ですが、ロッカーが有料で100円なので実質800円です。 お風呂は単純硫黄泉ですが臭いは無臭でした。内湯が2つ(一つは炭酸湯)に露天風呂があります。湯はちょっと温めでした。 1時間ほど入浴し、休憩室にて夕食を取りました。食事の種類は少なめですが、モツ煮定食を頂きました。
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浴場には結構お客さんがいたのですが、休憩室はガラガラ、室内はちょっと寒かったことと床が冷たくてすぐに靴下をはきました。モツ煮はほとんどがモツで得をしたと言えるのかな?食事を終え、帰路につきました。 帰りはさすがに途中圏央道(入間→高尾山)を使ってしまいました。2時間30分くらいで帰ることが出来ました。 1000系が無くなる前にもう一度訪れよう、そう思った1日でした。