廃止から15年、名鉄岐阜市内線を振り返る
子どもの頃に岐阜城に行くのに1回乗ったきりだった名鉄岐阜市内線。
廃止になることが決まり、その前に最後に1回乗っておこうと15年前に訪ねたときの懐かしい写真です。
訪ねたのは廃止になる1週間前、本当は3月31日に行きたかったのですが、会社が3月決算で3月末に納会があるため休むことが困難だったので、休めそうな日を遡って出かけました。春休み中ということもあって、ムーンライトながらの指定席を取ることは困難でした。
当時、友人がJRの駅の近くに住んでいたので、友人に頼んで指定券を予約したので名古屋までのオール指定は取れずに小田原まででなんとか取ってくれました。
せっかく取ってくれた指定券ですが、お隣さんがどうやらちょっと知的障害の方っぽくて訳のわからない質問を夜中じゅう私に浴びせてきて、うとうとすることも出来ませんでした。
春休み中と言うこともあって指定席は満員御礼、小田原からは指定券を持っていない人がごっそり乗ってきて(ほとんどがディズニー帰りの関西人)、さながら朝の通勤ラッシュのようになりました、座れない人かわいそうに。
15年前のことで、名古屋で降りたのか、岐阜で降りたのか記憶がありませんが、乗車したながらは当時373系でした。
そしてまたまた記憶がありませんが、たぶん駅そばの朝食を食べたあとに上記の岐阜600Vフリー1日きっぷを買ったのでしょう。
名鉄の岐阜市内線は一般的な路面電車と違って嵩上げされたホームは無く、道路に安全地帯の線が引かれているだけでした。初めて乗るときはそこで待っているのは怖いですね。
電車は本来、JR岐阜駅前始発ですが、すでに岐阜~名鉄岐阜間は休止になっていました。
これこれ、モ570、これに乗りたかったんですよ。
名鉄の鉄道模型もいろいろ発売になって、かつ、600V系もいろいろ出たんですけど、肝心なモ570、590は出ること無く廃止になってしまいました。
早速モ570に乗りました。
後ろに乗っている高校生ももう30歳過ぎていますね・・・さて途中で乗り降りしながら忠節に向かいます。
ここは忠節に入る急カーブのところです。ここまで複線。
忠節駅に到着したモ570、ちょうど雪が降ってきました。当時モ570は朝の通勤ラッシュの時間しか運行されていなかったので、撮影するのが大変でした(これが事前にわかっていたのでながらを使ったのです)
壮観な朝のモ7803連運転。これを見たためにNゲージで3両買ってしまいました。
朝の通勤ラッシュが終わって忠節の留置線で昼寝をしているモ570。
写真はいっぱいあるので、次回揖斐線編として紹介いたします。