ローカル線放浪記&模型

主にローカル線とNゲージを紹介。 他、身近にあったこともついでに。

降らなかった雪・・・江ノ電編 後編

昨日の続きとなります。江ノ島~腰越間の併用軌道界隈での撮影を終えて江ノ島より1日乗車券「のりおりくん」を使って電車に乗ります。 そもそも今回の撮影の目的は江ノ電レイアウト作成のロケハンを兼ねています。手持ちの写真で足りない部分を見に行った次第です。でも訪れたからにはやっぱり乗っておきたいですからね。 まず鎌倉高校前に向かいました。駅を降りると時折冷たい風が吹き付け、芯から体が冷えてしまいます。震えながら駅回りの資料撮りを行い、日坂の踏切で映像撮りなどを行いました。
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鎌倉高校前駅をレイアウトで忠実に作ろうと思うと、どうしてもネックになるのが駅の裏にある墓地です。 ジオコレから墓こそ発売になっている物の、実際墓場を作るのは・・・嫌な物ですよね。 駅裏をどうしようか考えながらロケを行いました。 次に鎌倉駅に向かうことにしました。駅構内にあるグッズ&お土産ショップに立ち寄るためです。 やってきたのはあまり好きでは無い20形。
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ということで最後部の1000形の方に乗車しました。峰の原でえのんくん号すれ違い、車内より。
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そして鎌倉駅に到着、駅周辺をロケハン、何度これを行ったことか。で、土産物屋に向かうと・・・あれ?店先で工事、店内真っ暗、正面に行くとシャッターが閉まっている・・・あれっ、張り紙が「本日定休日」、ガーン。 買い物を諦め、昼食を取ることにしました。とりあえず一番前に乗って車窓を楽しもうと、再度並ぶことに。 やってきたのは2000形。全面車窓を楽しむには一番良い車両でした。一人用座席に腰掛けるとすぐ出発。 長谷駅で、最初のすれ違い。
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極楽寺の車庫には10形が一番奥の留置線におりました。
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稲村ヶ崎で2度目のすれ違い、再び、えのんくん号。
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この先、稲村ヶ崎を出たところから前面展望をビデオに撮影、海に出るところ→腰越のごみごみした狭い裏路地→併用軌道→江ノ島まで撮影し下車。途中、七里ヶ浜駅から高校生がガッツリ乗ってきて、だいぶ話し声が記録されてしまいました。 江の島駅に到着したとき12時半、この界隈はあちこちの海鮮料理屋に入っておりますので、今回は併用軌道上にある「かきや」さんに初めて入店しました。注文したのは海鮮では無くて、そばセット。
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ざるそばに煮物、天ぷら、卵焼き、かまぼこなどがついて1200円は決して高くないと思います。おいしく頂きました。 食事を終えて再び江の島駅に戻り、またまた鎌倉高校前駅に向かいます。電車を待っているとやってきたのは今日何度目だろうのえのんくん号。
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そして鎌倉側からは300形。ちょうど良いタイミングでした。
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この時間帯でも江の島駅の留置線上には車両が留め置かれておりませんで、今日はすべての車両が4両編成で運転されておりました。これだけ寒いですから、車両の清掃なんかもやらないのでしょう。 さて先ほどは腰越→江ノ島の併用軌道を映像撮影しましたが、次は江ノ島→腰越で映像撮影を行います。 いつもは龍口寺前で汽笛を鳴らすのですが、乗った車両は静かに何事も無かったかのように進行し、あっという間に腰越に着いてしまいました。このあと、鎌倉高校前で下車し、歩いて腰越方面に戻ります。ちょうど海に出るところ、昭和初期に腰越電停があったとされる場所。こんな寒い中、雑花が咲いておりましたので、1枚。
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あまりに寒いためか、トイレが近くなってしまって、駅に戻りました。
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腰越界隈の併用軌道でも数枚電車を撮影です。平日昼間、車の量はかなり少なく撮りやすかったですが、逆を言うとあわやというシーンには出会えず平凡な写真とも言えます。
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腰越駅側からは300形、今日は良く出会う。
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ここから併用軌道をずっと歩きまして、次の電車が来る時間つぶしをします。もう江ノ島寄りまで来たか、というところでやってきました。
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そういえば500形を撮っていなかったなぁ、と思っていましたらやってきたのでとりあえず撮っておきました。 どうやら502編成は極楽寺車庫のようですね。
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時間は15時ちょっと前、やっぱりこれだけ寒いと行動量は暖かい時期の半分程度になってしまいますね、もう限界です。帰路につくことにしました。 そういえば昨年は吹雪の中、信越線・飯山線を撮影したのですが、これほどまでに寒かった感じはしませんでした。タイトル「またまた長野に鉄三昧」にて掲載、寒いという言葉が入っていなかったです。 夏暑すぎる中のロケも厳しいですが寒いのも大変でした。雪が降ってくれれば脳内にアドレナリンが分泌されて寒さも忘れたかもしれませんが、仕方ないですね。 今回撮っちゃ写真も参考にレイアウト作りをしたいと思います。