Last Run 屋代線乗車記
昨日の続きです。屋代線全駅訪問は後日としまして、
とりあえず最終の松代行き、須坂行きの乗車レポです。
午前中、屋代往復を堪能し、その後、全駅訪問を終え、時刻は
夕方。21:46発までどこかで時間を過ごそう、と考え、須坂の
健康ランド関谷温泉「湯っ蔵んど」へ向かいました。
入湯料600円はリーズナブルなくらい広くてゆったりとできました。
20:30混雑が予想されていたので湯っ蔵んどを出発し須坂駅へ
向かいます。21時頃到着し駅へ向かうとシルキーへ向かう歩道橋
上には行列が、嫌な予感・・・しかしながらこの列は特別列車に乗る
ための列でした。一般最終電車には別の列が出来ていました。
気温は1℃、非常に寒かった。待っている間に電光掲示板を撮影。
すると行列が動き出します。やっと電車に乗れる、一体どのくらいの
人が乗るのだろう、乗り切れるのかな?と思っていたのですが、
拍子抜け、N編成を使用した車内はガラガラ。
この状態で出発です。ガラガラでまったりとしていましたが、
途中駅では提灯を持った人が、見送ってくれました。
最終なのにこれは寂しい、木島線と違ってこんなに寂しいもの
なのかと思っていました。そして、松代駅が見えてきました・・・
絶句です。ものすごい人人人・・・乗っていた皆が驚き「ウォー」
が響きました。
この混雑の中、本当の最終である432列車松代発須坂行きに
乗り直すために一度駅を出て並び直します。さすがにこの最終は
結構混んでいましたが、乗り切れない状態ではありませんでした。
この後にイベント用最終列車がある事もあったと思いますが、
イベント列車を使用した最終はニュースにもなっていませんでした。
私が乗った3両目では窓を開けて「ありがとう!」と叫んでいるファンも
おり感慨深かったです。涙が出そうでした。
戻りの各駅でも同様に提灯で見送ってくれる地元の方々、また自作?
と思われる大きな手で見送ってくれる人も。
そしていよいよ須坂駅に到着です。30分以上遅れて到着。
先頭車両を撮るファンで私もなかなか撮れませんでした。
そしてN7+N8編成は入庫。列車は去っていきました。
5番線では3500系と2000系マルーン車が屋代方面へ向けて
走っていきました、気になるなぁ~。
ありがとう、そして90年間ご苦労様でした。河東鉄道、さようなら。
2000系が無くなっても、屋代線が無くなってもまたここに来たいと
思いながら、長野のホテルへ戻りました。